理想な人生


この世に棺桶リストっというリストがある。
死ぬ人が入る棺桶のリストではなく人生に一度でいいから
どんなことをやってみたいのか それを書くリストのことである。

これは映画、人生の最高の楽しみ方。にも存在していたリスト。
この映画ではそのリストを一つ一つ実行に移し最後には死んでしまうという少し悲しいストーリー。

気分的に今やってみたくなったからやってみた。



そしてこうなった。

1、エベレストを登頂したい。
2、万里の長城を歩いてみたい。
3、砂漠で農家を営んでみたい
4、スカイ&海もダイビングをしてみたい。



とりあえず少し悩んだ結果こんな棺桶リストに。


エベレスト・・。本当に頑張って1度でいいから登ってみたいものです。
誰もがどんだけ背伸びしていようがどんな高層ビルを作ろうが
今いる地点で自分より高い人はいない。そんな優越感を1度でいいから味わってみたい。
宇宙に最も近いその位置。無音に包まれる瞬間。もしかしたら神、天に触れる事が出来るかもしれない。
何故か知らないけどそこに行けば昔を取り戻せる気がした。


万里の長城は単純に観光地として行ったみたいだけです。
ランニングコース(苦笑



砂漠で農家ってのはちょっとした話を聞いたことがあって
実は砂漠の砂ってのは果物が育つには十分な栄養が含まれていると。
ただ、足りないのは水だけ。
砂漠は基本的に土地が安いから海に若干近い場所の砂漠の土地を買って
海にパイプラインで引っ張ってそれで水やりをして本当なのか試してみたい。
それで本当に成功したのであれば今不足している穀物を栽培して
それを売ってまたその資金でドンドン土地を買って深緑地帯を作ってみたい。
それがまるでジャングルみたいに。知らない人が入ったら迷ってしまうぐらいに。

その森に生き物がやってきてくれたらどんな生き物だろうが友達になりたい。



スカイダイビング、ダイビングも単純に遊んでみたいだけ。
海の方が気持ちよさそうだけどなぁー。
でもクラゲとか鮫に会うのを考えるとちょっとゾッとしちゃうけど・・・。



次は死ぬ間際。大体余命後半年ぴったりで死ぬ事になった場合。
どうしたいか。っという続きがあります。ただしその時上記に上げたやってみたい事を全て
達成できたという条件の中で考えるルールがあります。つまり全て実現したと考える。



余命半年になったら恐らくもう自分もご老人。自分の両親はもう既にこの世から去ってるだろうし
下手したら妹の方が先に余命を迎えて最後の一人になってるかもしれない。
こんな無茶な事をやっていたら当然ながら余程の事がない限り結婚して新しい家族なんて出来ないだろう。
だから恐らく本当に一人だと思う。

誰も喋る相手がいなくたって3が実現していればその森林地帯が話し相手になってくれると思う。
そこで死ぬギリギリまで初めて木を植えて大きくなった木に対して生まれてから死ぬギリギリまで
生きてる中で印象に残った事を全て話してみたい。

小学生の時の思い出。中学生の時の思い出。高校生の時の思い出。大学生のときの思い出。
社会人になった時の思い出。そして1番を実行し2番も実行し3も達成する。

飽きるまでずっと一言一言逃さず話し続ける。


そして最後死ぬ時は自分の生まれた故郷でもなく長く住んでいた家でもなく
この森で死んで見たいと思う。
小学生の頃自分はお気に入りの森があって(人の敷地だけど)そこにダンボールを積み上げて
勝手にダンボールハウスを作ったりと昔から森に対して深い愛着がある。

だから死ぬ間際。整理した草木の上で自分の一生を閉じてみたい。



なんだかメルヘンチックな話だけど本当に自分の人生がこんな風に達成できたらいいなと
本気で思ってたりする。でも多分無理なのかな。多分これじゃ生きていけないし。



なんかシュールな話で暗い話をして申し訳なかった。
ちょっとリアルで落ち込んでいたからこれで少し明るく戻ろうと思う。


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